December 11, 2009
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。


――-マザー・テレサ
December 9, 2009
December 1, 2009

 物わかりの良くない君が好きだ。

 君が抱える矛盾が好きだ。君がその眼で世界を見るときに、どうして、なんで、って顔をしている時があって、私はそんな君の表情も、考えていることも、とても愛おしく思う。

 君は傷つき易い。同時に粘り強い。いつだって意思の力で物事を進めようとして、逆に意思の力を受け過ぎて落ち込む。君は、相手の心に共感するんだ。相手の気持ちに、いつだって弱い。

 私はそんな君を甘やかしてやりたい。君の抱える、どうしようもないものごとを、側で見つめたい。君に手間をかけたい。君が嫌いなもの、苦手なものを覚えておいて、それを君に気付かれないように、君の知らない所へ隠してあげたい。

 そうやって君を甘やかしても、君はいずれ大人になるだろう。物わかりの良い、普通の人になってしまう。それでも良い。それでも私は、君を愛していられると思うから。

 だからもう少しだけ、正義感の強い、不器用な君で居て欲しいと思うんだ。

 まるくない、君が好きだ。

「余分」のある言葉。

「おはようございます」は
「おはようございます」であって、
それ以下の心のない言葉であってはいけない。
けれども、それ以上の「余分」な想いがはりついても、
受け取るほうには負担である。

心の根に、透明感をもって言葉を発したい。

November 27, 2009

普段あっけらかんとしている僕の最愛の人にも「母性」というものはやはりあったようで、妊娠が発覚してからほどなくして、僕のことと同じぐらい愛しているであろう酒をすっぱりと断ち、僕のことと同じぐらい愛しているであろうバーのバイトを「たばこの煙は良くないから」と言ってすっぱりと辞め、完全に酔っ払って終電を逃して帰ってきたどうしようもない僕に「あたしたちは今すごく大切な時なんだよ」と本気で怒り、専業主婦となって僕に毎日お弁当を作ってくれるようになり、夜更かしもせずにきっちりと寝るようになった。

僕はと言うと、なんだかもう別次元の人になってしまったかのような最愛の人の豹変ぶりにちょっと寂しくなったり、「レコードがさっぱり買えなくなった、聴けなくなった」というくだらない理由でものすごく落ち込んだり、こんなときに限ってよく来るゲストDJ出演のお誘いをことごとく断って憂鬱な気分になったり、「欲を言えば、もう少しひとりの時間が欲しいなあ」なんて密かに考えたり、つまりは、「親になる」という自覚が全くないまま生きていた。
一生懸命に自覚しようという気持ちはあったのだけれども、やはり、ママには敵わない。
要するに、不本意ではあるけれども、男なんて所詮そんなものなのだ。

「人生いろいろだなあ」なんて、他人事のように思っていたこの10ヶ月。
そして、ついにわが子が産まれた、とても素晴らしい日。
嬉しい日も、落ち込んだ日も、大好きな曲を、僕はずっと聴き続けていた。

その曲は、「Saigenji / 気づいたら僕らは」だった。
 
 
とてつもなくビールを愛しているであろうサイゲンジさんは、とてつもなく優しい声で、こう歌う。
 
 
  気づいたら僕らは 背中をそっと押され 広い海の上を 一人進んでいた
  振り返ることもなく 船を漕ぎ続ける 僕らはいつの日も 今だけを見ている

  沸き上がる喜びも 胸を刺す悲しみも 溢れ出すそのままに 僕らは強くなってゆく
  胸を刺す悲しみは 喜びに変わってゆく 全てを包み込んで 僕らは強くなってゆく

  望むなら全ては この手に抱き締められる
  全てはうまくいく 必ずうまくいく
  僕らは強くなる 必ず強くなる
 
 
結局のところ、人生なんてひとりきりで生きていくものだ。
最愛の人と一緒にいても、最愛の娘と一緒にいても、ひとりきりで生きていかなければならない。
幸せでも、不幸せでも、楽しくても、悲しくても、ひとりきりだ。
結局のところ、人生なんて孤独なもので、ひとりきりで船を漕ぎ続けなければならない。

それでも僕は、最愛の人と最愛の娘の背中を、いつでもそっと押してやる存在でいたい。
男にできることなんて、たぶんそれぐらいのものなのだ。
 
 
帝王切開でようやくわが子が産まれたその日。
全身麻酔と極度の緊張とで朦朧としている最愛の人が「そこにあるバッグの中にお手紙が入ってるから、読んで」とそっけなく渡してくれた手紙には、こんなふうに書いてあった。
 
 
  心配事はたくさんあるけど、自分で選んで進めてきた人生、これからだってうまくいくに決まってるよ。
  私は君となら何だってがんばれるよ。

  愛する人に愛されるって本当に幸せです。幸せすぎて泣けちゃうくらいよ。
  泣かないけど。
 
 
「気づいたら僕らは」を聴きながら、僕はひとりきりの部屋で、ものすごく泣いた。

これからだって、うまくいくに決まってる。
全てはうまくいく。必ずうまくいく。
わが家に、かけがえのない家族が増えたのだから。

November 19, 2009

人(人間関係)もモノ(汚部屋)も食い物(ダイエット)も
ぜんぶ関係性の問題なんだよなあ
適切な距離感 自分のキャパシティに見合った量
無駄に執着をしない これでだいたい解決するわけだし

執着するくせに大切にしないって病的な人間関係といっしょだ

November 18, 2009
伝わる人は、相手という人間を、
自分の投影ではなく、
自分の都合に合わせて見るのでもなく、
「相手」という人物をありのままに、
目に見えない背景も思いやって、
行動や言葉やエピソードや、
よく観察し、よく理解している。

自分という氷山の底にもぐり、
「本当に言いたいこと」を、人目を恐れず、
正直に、勇気を持って表現する姿は、
聞いているほうまで、感動する。

しかし、それは、あくまでスタートであって、
ゴールではない。

この「さらけ出し」に快感を覚え、味をしめると、
いつでも、どこでも、だれにたいしても、
自分をさらけ出したら、
それで伝わると勘違いしてしまう人がいる。

「伝える」というのは、そんなに甘くない。

そこには厳しい「相手理解」が要る。

自分とはまったく別の人間である「他者」を、
どれだけ、背景ごと、正しく、深く、理解するか。
自分の願望の投影ではなく、
自分と別個の人間として、いきいきと立体的につかむか、
が肝心だ。

November 11, 2009

「どうにもならないものを受け入れる力」とは、
どんな力だろうか?

どうにもならないことは、
まさに「どうにもならない」のだし、
正解はないし、
たとえ正解めいたものがどこかにあったとしても、
まだまだ未熟な自分には到底つかめそうにない。

しかし、今回、読者の多数のおたよりをいただいて、
今後つらいことが起きたとき、
自分自身のために、
あらためて、これだけは刻んでおこうとおもうものが、
5つほどある。


●初動を誤るな。哀しみはあとから満ちてくる。
●生活の基礎を怠るな。特に「ごはん」だけは食べろ。
●最適をイメージする。
●ネガティブな心がわいたらいち早く抜け出す。抜邪心。
●それまでの自分の良さと連続性のある今日を生きる。

October 30, 2009
大人は多分
自分を捨てることで人とつながっていこうとするのである。
判ってもらおうとすることで人とつながっていこうとするのは
子供である